コンブ漁 眠らぬ浜

5月15日の地方紙に「コンブ漁 眠らぬ浜」とのタイトルで、普代村のコンブ漁が取り上げられました。

 

ワカメに引き続き、コンブ漁も最盛期を迎える。

北三陸の荒波にもまれた肉厚のコンブ。

 

北三陸普代の肉厚コンブ

 

以下記事全文

 

普代で最盛期 復興へ自信の出来

普代村特産の養殖コンブ漁が最盛期を迎え、漁師たちは夜通しで水揚げ作業に励んでいる。
収穫されたコンブはすぐに「すきコンブ」に加工され、各家々から立ち上がる湯気は浜の復興を示すのろしのようだ。

 

同村太田名部の漁業砂合(すなごう)広喜さん(41)は、14日午前0時に太田名部漁港を出港。
東日本大震災後に修復した船を沖合約3キにある漁場へと向かわせた。

フックを海へ投げ入れ、機械で海中のロープを巻き上げると、約6メートルまで育ったあめ色のコンブが姿を現した。2時間ほどの作業で船上にはコンブの山ができた。

震災で加工場などが被災。
漁師なりたての19歳の時に購入した船が見つかったことで「俺にはこれしかない」と再開を決意した。

 

加工場では家族らと協力してコンブをゆで上げ、切り刻むなどして仕上げていく。
出来上がったすきコンブは県内外のスーパーなどに並ぶ。

 

砂合さんは「普代のコンブは肉厚で歯応えが良い。ぜひ食べてほしい」と自信を持って勧める。

 

震災からの復興を後押しするかの様な海からの恵み。

私たちは海からの恵みを最終消費者へお届けする一連の経路が整のうことこそが復興を成し遂げる道筋と考えています。

 

北三陸普代産の新鮮で良質なのコンブを皆さまの期待に添える高い品質でお届けしたいと心に念じ、製品造りに励みたいと考えております。

 

今年産のコンブもよろしくご賞味ください。