三陸 普代村では、わかめの収穫が始まりました
養殖わかめの収穫は、シケで3月中旬より始まりました。
最近の国内わかめの収穫量は、岩手県が約42%、宮城県が25%で両県だけで、全体の半数以上を占めています。
(JF全漁連調査より引用)
当社では、普代村で、3月~4月のこのわずかな期間に収穫したわかめだけを塩蔵し出荷しています。
普代村のわかめは 「肉厚」「弾力がある」、「柔らかい」のが特徴です。
昨年は、震災により養殖施設が全部流失し収穫ができませんでした。
今年の収穫は、漁師達にとって、色々な思いがこもったものとなりました。
養殖施設は、沖の土ひょう詰めからロープ張り種付けまで様々な作業からやっと収穫までたどり、こぎつけました。
浜の男達は、前夜から置きに出漁し、未明より浜では、おかあちゃん達が水揚げをまっています。
春とはいえ、極寒のワカメ切り作業です。
↓↓↓やっと収穫できる喜び!
↓↓↓浜でのボイル風景
これは、めかぶの中芯をとった状態です。
「めかぶ」は、食物繊維とミネラルの宝庫!
この細切りにしためかぶに醤油をかけ、ご飯にかけて食べる、めかぶご飯は、ヌメリ感と食感がたまならく、ご飯がすすむ逸品になります。
湯通ししためかぶ。
普代漁協によりますと、今年の養殖ワカメは日産84トンの収穫量で、成長は良好の様子です。
しかし、津波で流失した養殖施設は漁業者の高齢化もあり、1300台から650台と半減となり全体の収量も減少する見通しだそうです。
今年のワカメは長さがあり、クキが非常に長くメカブは少ないです。
最後に・・・
採れたてわかめは、しゃぶしゃぶ風に!新鮮な生わかめはこんな風に食べたりしています。
(約1分30秒)