今年もシーズンに向けた加工が最盛期を迎えています (^^♪

 久々の状況投稿です。

今年も北三陸普代の滋養豊かな海からの美味しい食材を皆様へお届けしたいと、心をこめて加工に勤しんでいます。

当社自慢の商品の一つ 「いくら」

北三陸の沖獲り鮭の卵粒と食塩だけで味付けした 「塩いくら」 は栄養分をいっぱい含んだ豊かな味わいの最高級品。

さらに、北三陸の沖獲り鮭の栄養たっぷりの卵粒を醤油、みりんで味付けした風味豊かで美味しい「しょう油いくら」

どちらも好評発売中でございます。
ご贈答に、ご自宅の食卓に、どうぞご利用くださいませ。

北三陸普代村

こちらは普代漁協の大型定置網、11月28日の様子。
復旧を終え、古里へ回帰する希望のお宝をじっと待ち構えています。

定置網の「網おこし」も一度は体験してみたい事のひとつでしょうか?
残念ながら短い時間内での作業である事や危険が伴うので、船上での網おこしは見学だけになるのですが (^_^;)

*/*/*/* 鮭の回帰状況

平成24年11月28日岩手県水産技術センター漁業資源部の発表によると
11月10現在の回帰尾数は101万尾(2,523トン)で前年比134.6%(重量比116.3%)。

内訳では、沿岸漁獲は前年比134.9%(87万尾)、河川漁獲は前年比133.1%(14万尾)。
河川そ上率は14.2%と前年と同比率。

岩手県水産技術センターが発表した回帰予測尾数167 万尾を大きく下回り、予測に対する回帰尾数は60.6%に留まっているとの事です。

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12月に入り若干の値上がりも予想されますので、早めのご用命をお待ち申し上げます。

北三陸普代村

こちらは「わかめ」の種付け作業の様子。
なぎの海原で、来春の収穫に向けた作業も着々と進んでいます。

地元漁師の話によりますと、本年度は種苗の植え付けに欠かせない肝心の「良質な種」があまりできていないといいます。代替の種にて作業せざるを得ず「来期の豊漁が見込めるかどうか不安」とも聞きます。

今年の暑さが影響しているのでしょうか?
漁業も農林業も「種」が命。

北三陸普代の滋養豊かな海の中ですくすくと育ち
早春の「美味しいワカメ」の豊漁を期待したいですね  (*^^)v

12月に入ると今度はコンブの種付け作業が盛んになります。
海での作業は途絶えることなく明日へと続いていきます。

北三陸普代村

こちらは、太田名部漁港の様子。

遠景から復旧工事も進捗している様子が伺えます。

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復興庁発表の公共インフラ復旧・復興の進捗状況によれば
(福島県の警戒区域等については除外)

平成24年7月末時点の 養殖施設の復旧割合は65%
養殖業再開に目途がついた施設数(岩手・宮城) 43,664施設
養殖業再開希望者の施設数(岩手・宮城) 67,121施設

平成24年8月末時点の 大型定置網の復旧割合は70%
大型定置網の復旧数 111ケ統
大型定置網の再開希望者数 142ケ統

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漁業基盤のインフラ整備は進捗率を上げているようですが、生活インフラの整備はまだまだまだ遅れていると聞きます。

各地域の方々の希望がかなえられ、新しい年につながることを切に望むものです。

今後とも宜しくご愛顧賜ります様お願い申し上げます。