穏やかに新年を迎え
穏やかに新年を迎え
浜はまるで、あの時の津波がウソの様に静かな風景となりました。
2011.3.11 震災直後の様子を太田名部防潮堤から撮影。
市場方面を望む。
津波から太田名部集落を守った防潮堤(現在の様子)。
2011.3.11 震災直後の様子を当社工場近くから撮影。
現在の様子。
瓦礫も撤去され今後の復興計画にのっとった活用が待たれます。
震災前の太田名部港の様子(2009.6.26撮影)。
岸壁から漁協加工施設方面を望む。
2011.8.5 震災から5ヵ月後の太田名部港の様子。
漁協加工施設があった場所から太田名部港市場を望む。
2012.1.25 現在。
サッパ船がならぶ冬の浜。
岸壁から漁協加工施設方面を望む。
漁船の修理風景 その1。
養殖・定置ともまだまだ船は不足している。
漁船の修理風景 その2。
修理し生かせるものは、大切に扱う。
太田名部港のレストハウス脇にあった多目的トイレ。
震災後、壁部分は全て津波に持ち去られる。
内部は破壊され見るも無残な状態となり、辛うじて柱部分と屋根が現存した。
現在補修作業が進んでいます。
レストハウスにいたっては、建物がすべて流され、土台も失せてしまう状態。
現在、プレハブにてレストハウスの組み上げ進行中です。
市場前のカラハシ網番屋。
こちらもプレハブにて建造中です。
あちらこちらと、復興のつち音が響いております。
様々に、失ったものは大きく、未来の展望にも複雑な影となって、いまだ晴れやらぬのではないでしょうか?
春のおとずれを待ちわび、ワカメの収穫に向け、浜は準備とともに忙しさを増し始めました。
浜の活気こそが、私たちの生き甲斐。
今年も皆様に「安心」「安全」「良質」な北三陸普代村の海産物を、お届け出来る様にと心から望んでいます。
本年も、どうぞ宜しくご愛顧賜ります様お願い申し上げます。
株式会社 三陸水産 スタッフレポート