2015年3月11日震災記念日普代駅前キャンドルアート「輪 希望の未来」
小雪舞う、2015年3月11日震災記念日。
四年前の日と同じく、早春の寒さに震える夜。
2,500個以上のガラス瓶が集められ、
普代駅にて鎮魂のキャンドルに灯がともされました。
普代中学校の生徒さんデザインによる灯です。
この日は、大変風が強く、冷たい風にローソクの灯が消え、何度も点火される中、
凍れた闇の中、キャンドルの灯りが温かく浮かび上がりました。
海に漂う魂たちに、鎮魂の灯と集まった村民の皆さんの黙祷が、静かにささげられました。
震災を風化させることなく、次世代へしっかり伝え繋ぐ。
大津波の後 停電が続き、寒さと余震の恐怖の中で眠れなかったあの夜を忘れません。
今は穏やかとなった海を、港の住人のカモメが一羽、じっと海を見守っておりました。
漁師の皆さんの様々な苦労とともに復旧したワカメ養殖事業。
今月16日より本格的なワカメ採り始まります。