普代の海岸は穏やかで何事もなかった様に青々と澄み渡り

 3月11日14:46分の大地震、その数10分後に東日本を襲った悪夢の様な大津波。
普代村にも多くの爪あとを残し、いまだ復旧の過程にあることは周知の通りでございます。

震災直後から復旧作業が開始され、早3ヶ月を経過致しました。

色々な方々から御見舞いや激励のお便りをいただき、心より御礼致しますと共に、厚く感謝申し上げます。

普代浜

普代の海岸は、無残な陸の姿とは対象的に、青々とさわやかで穏やかないつもの風景がそこにある。海を見渡す限り、何事もなかった様な豊な海の景観を取り戻しています。

普代浜

津波から普代村の家屋や施設を守った大堤防。
くぐり抜ける陸中海岸シーサイドラインの海側のガードレールは津波が襲来した面影を残したまま。

山側には津波後の風雨による浸食を防ぐため、道路脇に砂袋を積み路上に流れ込む土砂を防いでいます。

赤松の林は茶色く変色し、塩害と思われる状態が散見されます。

辺りを見回すと、深緑の景観を見せてくれるであろう初夏の山並には赤茶色の帯が走り、津波の押し寄せた形跡がはっきりと残っています。

普代浜

普代浜口の美しいクロマツ林は見事になぎ倒され、折れ口をいくつもさらし、広涼とした砂地へと変わり果ててしまいました。

キャンプ地となっていたクロマツ林も、子供たちにとっては今後の復旧が望まれる場所でしょうか?

そんな中、浜では待ち望んだ天然ワカメの収穫がありました。

普代浜

2ヶ月遅れの天然のワカメの採取となり、浜では久し振りに活気を取り戻しています。

しかし、漁船は300隻以上が不足しており、困窮している状況には変わりありません。

普代浜

漁船流失被害を受け、共同作業での採取となりました。
漁協取りまとめによる収穫量は 19t と例年の半分以下と聞いています。

このため、品薄状態の解消にはならず価格は例年の2倍近い上昇となりました。

普代浜

天然のワカメは歯ごたえがしっかりとしており、三陸の荒波に揉まれた味わい豊な風味が特徴です。

養殖のワカメにはない食感と風味を味わっていただけたらと思います。

私たちも浜の活気ある、いつも通りの風景を待ち望んでいます。
滋養豊富な普代の海から、風味豊な普代の食材を皆様の食卓へお届けできる事を願って。

岩手三陸普代のワカメ、コンブ、ウニ、イクラを今後ともごひいきくださいませ。

株式会社 三陸水産 スタッフ一同

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